<12月7日~9日>第29回デイリースポーツ賞 Fl「レース展望」※12/9更新
■ 西武園S級決勝戦展望 ※12/9更新
並び
25 4 71 36
北日本の2人は特選同様、新山-内藤。
栃木の2人は準決勝戦同様、眞杉-長島。
岐阜の2人も準決勝同様、不破-山口。
京都の畑段は、単騎自在戦を選択し、
2対2対2対1の4分戦となった。
2日間のレースを見ると、
やはり新山の力が抜けている。
上がりタイムも優秀で脚が違う印象だ。
ただ、準決勝戦でラインを
連れ込めなかったのが、
唯一の反省点だろう。
もう1車いるとV確率は
格段に高くなっていた。
先行は新山か眞杉のどちらかだろう。
不破は先行争いを誘って、好位から仕掛けたい。
畑段も先手ラインに乗っていきたいはず。
眞杉は先行に迷いはない。長島も新山相手なら、
番手発進も視野に入れざるを得ない。
新山は眞杉さえ叩いてしまえば、
マイペースで逃げ切れると思われるが、
捲りになるとどうか?
スピードの違いで、
捲り切る可能性が高いが、
長島がシビアに出ると苦戦のシーンもある。
新山に栃木の2段掛けの可能性について尋ねると
「なんとかします」と一言。
F1戦は「優勝がノルマ」とも言う。
これも自信の表れだろう。
スピードと実績に勝る新山が、
機動力を発揮してのV有力とみるが、
破るとすれば、眞杉目標の長島の一発。
■ 田淵浩一氏の3日目(12/9)推奨レース ※12/9更新
★4レース「竹山の機動力断然」
◎〇 注△ ×
43 52 716
☆12レース「新山の完全V期待」
◎〇 注 × △
26 4 71 36
■ 西武園F1戦展望 ※12/6更新
新山 響平(青森・107期)の先行力が中心。
ナショナルチーム所属で出走数は多くないが、
グレードレースを中心に力強い走りを見せている。
前回小倉競輪祭では、惜しくも優出を逃したが、
3勝を挙げ、最終日は、
グランプリチャンピオン佐藤 慎太郎(福島・78期)の
援護はあったが、堂々と押し切っている。
西武園は一昨年の記念2.9.1.③着で決勝戦3着と好走、
4日間先行してSS班を封じた。
F1戦完全V歴もあり、
当所のバンク特性を考えると逃げ切りV有力。
前回Vの竹内 智彦(宮城・84期)、
マーク堅実な内藤 宣彦(秋田・67期)、
近況復調してきた菊地 圭尚(北海道・89期)と援軍揃い、
北日本ライン優勢。
対するは、長島 大介(栃木・96期)が
力をつけてきている。
以前よりも航続距離が長くなり、
積極性も上がっている。
前回小倉競輪祭では、準決勝戦に進出し、
先行して関東ラインを引き出している。
西武園は今年7月7.2.⑥着で、
決勝戦は、初めて吉澤純平(茨城・101期)の
前回りを志願し、吉澤のVに貢献した。
今節は同県の後輩で徹底先行タイプの
眞杉 匠(栃木・113期)もおり、
同乗なれば、逆転の可能性もある。
レジェンド神山 雄一郎(栃木・61期)の存在も大きく、
栃木ラインも強力。
遠征勢では不破 将登(岐阜・94期)が前回福井で、
注目ルーキー山口 拳矢(岐阜・117期)を差し切りV奪取。
自力基本に自在性もあり、攻め幅は広い。
近畿勢は先行力ある藤井 栄二(兵庫・99期)、
自在性ある畑段 嵐士(京都・105期)、
高久保 雄介(京都・100期)と動けるタイプが揃った。
実績ある岡村 潤(静岡・86期)は、
南関東ラインに強力な自力タイプ不在で、
小埜 正義(千葉・88期)と連係、
もしくは総力戦になりそうだ。
最後に佐々木 悠葵(群馬・115期)に注目したい。
前回京王閣で4回目の挑戦にして、
待望のS級特進を果たし、昇級初戦を迎える。
ダッシュを生かしたカマシ・捲りが得意で、
A級戦は「勝ち」を意識して、
構えるレースも多かったが、
S級戦はチャレンジャー精神で、
思い切りの良いレースを期待したい。
西武園は今年3月1.1.落と決勝戦は、
不慣れな番手戦で落車しており、
リベンジ戦に期待する。
スピードに勝る新山 響平の先行力中心のシリーズだが、
眞杉 匠・佐々木 悠葵の
若手機動力タイプが勝ち上がれば、
長島 大介や他のラインにもチャンスが出そうだ。