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RACE2021.2.6

<2月4日~6日>西武園ナイター競輪 第94回スポーツニッポン新聞社杯 Fl「レース展望」※2/6更新

■ S級決勝戦展望 ※2/6更新

並び
16 425 37

南関東ラインは、
千葉の近藤に神奈川の内藤-大塚で
すんなり決まり、注目の関東の並びは、
群馬の蕗澤に山梨の末木がつく上甲ラインと
別線自力勝負の栃木の坂井に日大の先輩、
宮城の阿部がつく即席ラインが出来上がり、
3対2対2の3分戦になった。

自力型3車の比較はタイプは違うが、
積極型揃い、展開は読みづらい。
ライン3車の近藤は、
後ろに「最高の守護神がいて心強い」と言い、
日大の先輩阿部は後輩坂井に
「好きに走っていい」と言うと、
後輩坂井は「責任感じますね」と答えていた。
徹底先行タイプの末木の前を回る蕗澤は、
西武園はチャレンジ戦、1.2班戦、
昨年11月S級戦でも全て連勝で
勝ち上がりを決めていて、「相性は良いですね」と
S級初Vも視野に入ってくる。

展開は、ライン3車の近藤が、
信頼できるマーク陣を引き連れて、
主導権を取りに行き、蕗澤と坂井は、
カマシ・捲りになるか?
位置取りできる坂井が中団なら、
蕗澤のカマシが南関東ラインに襲いかかる。
ダッシュの違いで蕗澤が主導権を奪う
可能性が高いが守護神内藤が、
蕗澤か末木を飛ばしにいき、
簡単には、出切れそうにないか?
先行争いになれば、坂井の捲りが決まりそう。
ラインの厚みに勝る南関東ラインの先行とみて、
番手内藤が中心になりそうだが、
蕗澤のカマシも好勝負必至。
先輩のお墨付きをいただいた坂井が、
自分の仕掛けをすれば、V候補筆頭に躍り出る。


■ 田淵浩一 3日目(2/6)推奨レース

 ★2レース「阿部の機動力断然」

  ◎〇△ 注×
  175 42 63

 ★9レース「山崎の奮起戦」

  ◎〇△   ×注
  523 4 176


■ 西武園F1戦展望

格と実績を重視して、
山崎芳仁(福島88期)の機動力に期待する。
今年は9走して6勝V1と決め脚は確かだ。
前回大宮決勝戦は、
3番手回りで前が競りと
展開が向かなかっただけで、
状態は問題ない。西武園は、
記念V歴もあり近歴では、
2019年9月2.3.①着、
2018年1月1.2.①着と
F1戦連続優勝中の得意バンクで、
走り方も熟知している。
スピードある坂本貴史(青森94期)、
F1戦安定感ある阿部力也(宮城100期)と
連係し、北日本ライン優勢。

対するは、スピードある坂井洋(栃木115期)。
昨年はヤングGP出場、
G1戦3勝と着実に力をつけてきた。
スプリンタータイプで、
末脚に課題は残るが、
積極的なレース内容は評価できる。
西武園は初参戦となるが、
バンク特性を考えれば、坂井には合うはず。
前回西武園準Vの蕗澤鴻太郎(群馬111期)、
欠場明けの前回大宮の走りが良かった
伊早坂駿一(茨城105期)、
前回大宮一息だったが、
ポテンシャルが高い河合佑弥(東京113期)と
若手積極タイプ揃った関東ラインは、
レジェンド神山雄一郎(栃木61期)、
地元の池田勇人(埼玉90期)、
岡光良(埼玉94期)との連係で、逆転を狙う。

競走得点トップは、内藤秀久(神奈川89期)。
昨年は、G1名古屋オールスターと
G2平サマーナイトフェスティバルで
優出を果たし、
グレード戦でも結果を残した。
前回大宮決勝戦では、目標不在も
番手勝負で競り勝つガッツ溢れる
レースを見せた。西武園は、
2019年8月記念2.4.3.⑤着と優出、
2018年10月7.3.①着のV奪取と相性も良い。
近藤隆司(千葉90期)、萩原孝之(静岡80期)との
連係になりそうだが目標不在でも、
目が離せない存在だ。

あとは地元池田勇人(埼玉90期)に期待したい。
前回大宮5.2.③着と負傷欠場明けながらも
成績はまとめたが、
まだ状態面は完調とは見えなかった。
西武園はV歴もあり、
近歴もF1戦は優出しており相性も良い。
関東ラインは若手機動力タイプが揃ったので、
自力でも戦えるが、
目標があるレースになりそうで、V奪取に挑む。
実績とバンク相性も加味して、
山崎中心とみるが、関東ラインの
先制有力なら、坂井の押し切りや
池田にもVチャンス到来。
展開不問で、内藤の差し脚には注目だ。