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RACE2022.6.23

<6月21日~23日>西武園モーニング競輪 第18回e-SHINBUN賞 Fll「レース展望」※6/23更新

競輪解説者 田淵浩一氏による 西武園A級決勝戦展望

並び
 63 71 4 25

茨城ラインは、木村-小原で即決。
北日本ラインは、荒木後位の選択肢もあり、
福島の伊藤の判断に委ねられたが、
北日本筋で北海道の森田マークを選択し、
森田-伊藤の並び。

地元単騎の荒木後位は、
南関東単騎の千葉の金野が
「頑張るなら付くよ」と
アプローチして、
荒木も快諾し即席ラインを形成した。

近畿単騎の和歌山の堺は、
決めず単騎戦を選択して、
2対2対2対1の実質3分戦となった。

ラインの先頭を走る3人で、
一番積極的なのは木村。
初の西武園も
「走りやすい」と言い、
今節から使っている新車が
「流れて良い」と手応えありの様子。

荒木は前回大宮で
「思うような練習ができてない」
と言っていたが、今節は
「踏み直しがもう少し欲しいが、前回より良い」
と上向きの様子。

森田はダッシュを生かした
カマシ・捲りが主戦法で、
準決勝戦は前の山信田が離れた後の
追い上げは素晴らしかった。
長い距離を踏むタイプではないが、
伊藤に任された以上は、
早めの仕掛けはありそう。

木村と小原の連係は4回目で、
過去3戦全てワンツー、
木村の2勝1敗で木村がリードしている。
木村の仕掛け次第にはなるが、
茨城両者が主力になる。

荒木と金野は、
S級点獲得に勝負駆けなので、
先行争いよりは、最低確定板入りを狙いたい。

前受けは森田が有力。
中団に木村、後方から荒木が押さえて
先行態勢に入ったところを木村が叩く展開か?
堺は主導権ラインを追走したい。
森田はペース緩んだところを
カマシ・捲りだろう。
最終的に木村が主導権を取り、
番手小原との逃げ差し争いとみて、
番手小原の差し切りに期待する。
木村の押し切りは互角。
荒木と金野の連対と
森田に乗る伊藤の突っ込みは要警戒。

競輪解説者 田淵浩一氏による 3日目最終日(6/23)推奨レース

☆4レース「関東ライン優勢」

 △  ◎○注 ×
 34 561 27

☆11レース「茨城ライン強力」

  注 ○◎   △×
 63 71 4 25

競輪解説者 田淵浩一氏による 西武園ガールズ戦展望

尾崎睦(神奈川108期)の戦歴上位だ。
今年に入り5連覇含むV7を飾り、
前回青森完全Vと戦歴は断然。
先行基本も近況捲りが多いが、
巻き返しも早く航続距離も長い。
西武園は昨年7月西武園初Vを完全Vで飾り、
苦手意識もなくなったはず。
中0日の追加斡旋での参戦となり、
状態面が心配されるが、
出走する以上はV候補筆頭に推す。

対するは、荒牧聖未(栃木102期)の機動力。
捲りのスペシャリストだが、近況は先行しても
結果を残しており、戦法の幅が広がった。
西武園は昨年12月完全Vを含め、
過去V3と得意バンクの一つ。
好位キープからの捲りで逆転を狙う。

山口真未(静岡120期)も差はない。
カマシ・捲りが武器で、
思い切りの良い仕掛けが魅力。
今年に入り1月大宮で初Vを飾り、
準V4回と高いレベルで戦歴も安定してきた。
西武園は初参戦となるが、
思い切りの良い仕掛けで押し切りを狙う。

実績ある石井貴子(千葉106期)もV候補の一角。
ダッシュを生かした自力勝負で、
ガールズGP2年連続準V、
ガールズドリーム優勝など、
実績は最上位の存在。
西武園はデビュー戦初Vを飾った、
メモリアルバンクで
近況も連続準Vと相性も良い。
病気欠場明けで約2ヶ月振りの
実戦となるので割引いたが、
あっさりV奪取の可能性も十分。

地元の飯田風音(埼玉120期)に注目したい。
5月前橋V、前回松戸1.2.4.⑦着。
初日予選では、
ガールズトップの児玉碧衣(福岡108期)相手に、
逃げ切り勝ちとインパクト大の走りを見せた。
まだ安定感には欠けるが、
ポテンシャルは高く、将来性も大。
西武園は昨年7月5.2.⑤着と本格デビュー後、
初優出を果たしており、
イメージは悪くないだろう。
強力なメンバー揃うも、
V争いには加わってくる。

あとは、
位置取り上手い篠崎新純(千葉102期)と、
荒川ひかり(茨城110期)が争覇圏内。
尾崎睦の機動力がややリード。

荒牧聖未と山口真未のスピードが差がなく続き、
実績ある石井貴子と地元期待の飯田風音にも注目したい。