<2月7日~9日>西武園競輪モーニング7 第26回楽天・ケイドリームスカップ Fll「レース展望」※2/9更新
競輪解説者 田淵浩一氏による 西武園A級決勝戦展望
並び
14 52 376
関東ラインは特選、準決勝戦同様、
茨城の梁島に地元の吉田。
北日本ラインは特選同様、
宮城の泉が前回りで、青森の小橋。
南関東ラインは特選、準決勝戦同様、
千葉の原田ー海老根。
千葉後位に中部近畿単騎となった石川の坂上が付き、
ライン3車となり、2対2対3の3分戦となった。
先行は積極タイプの梁島と原田のどちらか。
梁島は連日先行しており、準決勝戦は
「初日よりは良くなっている」と言い、
原田は今節直前に、
鎖骨のプレートを抜く手術をしており、
前検日には不安の様子だったので、
準決勝戦終了後に聞いてみると、
やはり苦しかったようだが、
「日に日に良くなっている。
やる事をやるだけ」と上向きの様子。
初日の走りが原田らしくなかったので心配したが、
海老根がうまく原田の気持ちを高めさせたようで、
準決勝戦の走りにつながった。
海老根と原田は、
前々回宇都宮でも3日間同乗しており、
海老根完全V、原田2.2.②の準Vと、今節含め
5戦4回海老根差し切りのワンツーを決め、相性も抜群。
泉は目標不在になり、小橋の前で
「なんでもやる」と総力戦を示唆。
番手戦もなくはないが、
先行に拘りそうな2人がいるので、
中団捲りか得意の突っ込みのレースだろう。
泉のコメントを聞いた坂上は、
「なら千葉の後ろですね」と即決した。
地元の吉田は、昨年11月位から
平原グループで練習するようになり、
スピード域が上がり、
レースに余裕が感じられる。
梁島が主導権取れば地元Vも可能。
やはり坂上の1車が大きく、
ライン3車の利を生かし、
原田の主導権とみて、海老根の差し切りVに期待する。
展開不問で、泉の強襲が逆転候補。
地元吉田も展開次第では、チャンスもある。
競輪解説者 田淵浩一氏による 3日目(2/9)推奨レース
★3R A級一般「鈴木の機動力上位」
◎○ △×注
146 523
★5R A級特選「日高の連勝期待」
×注 △ ◎〇
15 724 63
競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園レース展望」
S級下がりの実力者もいて混戦模様だが、
海老根恵太(千葉86期)の差し脚を中心に推す。
昨年8月復帰後V3、今年1月宇都宮完全Vと
差し脚は切れは抜群だ。
西武園は過去にはG1全日本選抜決勝3着、
F1戦V歴もあり、近歴では、
昨年3月F1戦準Vと相性は良い。
戦歴的にも上位の存在で、
宇都宮で同乗した同県の
後輩の原田亮太(千葉115期)、
注目ルーキー日高裕太(静岡121期)と
積極的タイプを目標にできそうで V最短とみる。
対するは、泉慶輔(宮城99期)の差し脚。
前期S級では、11月富山G3優出、
F1戦も優出と結果も出しており、
昨年前期のA級戦V4と決め脚も確かだ。
前回大垣では、
目標が叩かれる厳しい展開となったが、
直線5番手から強襲Vと泉ならではの
的確なコース取りと強烈な差し脚を見せていた。
西武園はA級戦V歴あり、
F1戦優出しており、短い直線も苦にしない。
同県後輩の太田将成(宮城113期)、
力をつけてきた原大智(宮城117期)に乗って、
スピードもらえば、展開不問で突き抜けは十分。
地元の吉田勇人(埼玉86期)もV候補の一角。
今期S級降級後3場所走り、準V2回、
3連対率100%と安定感は抜群。
西武園はS級戦V歴3回の得意バンク。
前回昨年6月3.3.⑥着と未勝利に終わっただけに
今節は勝ちにこだわりたい。
積極タイプの梁島邦友(茨城117期)、
近況復調ムードの山本修平(東京115期)目標に
地元Vを狙う。
中部近畿ラインは、
縦脚ある笹倉慎也(富山91期)が軸になる。
総力戦もしくは伊藤歩登(兵庫113期)の
機動力に乗って応戦したい。
最後に特昇初戦となる121期の
新人の日高裕太(静岡121期)に注目したい。
昨年7月、デビュー2戦目の平で
先頭員早期追い抜きで失格、
斡旋停止後3場所連続完全Vで特昇を果たした。
大宮のルーキーシリーズで見た印象は、
スピードも持久力もレベルが高く、
将来楽しみな1人。
チャレンジ戦も勝ち上がりは、
ラインで決める走りができていたので、
昇班初戦から好勝負必至とみる。
先行力ある原田亮太(千葉115期)との
連係は微妙で、別線なら
千葉ライン撃破のシーンもあるか。
S級特進も狙える逸材とみて、
初戦から注目したい。
海老根恵太を中心に原田亮太、日高裕太の
機動力タイプ揃う南関東ラインが優勢。
展開不問で泉慶輔の突っ込みと
安定感ある地元の吉田勇人が
逆転候補とみるが、日高裕太の大掛けに特注。