<2月20日~22日>西武園競輪モーニング7 第8回オッズパーク杯 Fll「レース展望」※2月22日更新
競輪解説者 田淵浩一氏による 西武園A級チャレンジ決勝戦展望
並び
237 51 46
九州ラインは準決勝戦同様、
佐賀の坂田-宮崎の東。
四国ラインは初日予選同様、
森本-明星の愛媛コンビ。
関東単騎の東京の安倍には
千葉の里見と静岡の佐野の
動ける南関東コンビが
東日本3人ならと安倍マークを選択し
話し合いの結果、
里見が番手、佐野が3番手を
固めてライン3車となり
2対2対3の3分戦となった。
ラインの先頭を走る3人は
ともに連勝で勝ち上がり
森本は特昇にリーチがかかった。
121期の同期同級生、
高校・大学・養成所と
自転車競技を通じて、
お互いの脚質も性格も
わかっているので、
どんな戦い方になるか?
興味深いレースになる。
自力型3人の比較は
肋骨骨折明け初戦の坂田は
準決勝戦は展開が
向いたこともあるが捲り快勝、
初日予選では長い距離を
踏んでの逃げ切り勝ち。
状態面を聞いてみると
「怪我の方は問題ない。
大丈夫です」とキッパリ。
連日逃げ切り勝ちの森本は
レース内容も1番良く
準決勝戦は
「寒いけど軽かった。
明日はせっかくのチャンスなので
頑張る」と特昇を意識していた。
安倍は初日も捲り
準決勝戦は中途半端なレースで
結果捲り切ったが
内容はほめられない。
レース後に話を聞くと
「脚の状態は良いけど
気持ちの問題ですかね?」と
ラインを連れ込めない
走りを反省していた。
西武園バンクに関しては
坂田が1番走っていて3回目の参戦で、
前回完全V、前々回準V。
安倍は2回目の参戦で前回完全V。
ホームバンクのアドバンテージは大きい。
森本は初参戦も内容ある
連勝だけに問題はないだろう。
先行は脚質的にも
車番的にも坂田の主導権か?
森本は特昇かかるだけに
理想は中団からの捲りか?
明星の1番車を生かして
好位キープが理想。
安倍は脚質的には捲りだが
ライン3車を生かして
カマシ先行はありそう。
正直迷うがホームバンクと
ライン3車の利を生かし
西武園目下負けなしの
安倍のVに期待する。
森本も差はなく
特昇の可能性も互角。
坂田も中団並走誘うか
中団取れれば逆転も可能。
121期以外のマーク陣は
離れはなくても抜くのはどうか?
チャンスあるとすれば
安倍カマシた時の里見の差し切りか。
121期3人のV争い必至とみる。
競輪解説者 田淵浩一氏による 3日目(2/22)推奨レース
★3R A級チ一般「中国ライン優勢」
○◎× △注
3516 42
★4R A級チ選抜「地元ライン期待」
◎○注 △ ×
1436 2 75
競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園レース展望」
柳原真緒(福井114期)の戦歴が抜けている。
昨年のガールズGP女王に輝き、今年に入り、
1月大垣ガルコレトライアルは
石井寛子(東京104期)に差され準Vも
目下3連覇中と戦歴は断然。
西武園は単発レース含め5度目の参戦となり
まだ優勝はないが、前回2021年7月
尾崎睦(神奈川108期)に差されて1.1.②着の準V。
番手捲りの上を捲る力強いレース内容で
負けて強しの印象。本格化した現状なら、
得意のカマシ・捲りで、力の違いを見せつける。
対するは、久米詩(静岡116期)の自力自在戦。
前回宇都宮完全V、今年4戦V2勝率75%と
安定感は抜群だ。レースの流れに応じた
柔軟な走りで、戦法の幅が広い。
西武園は完全V歴もあり、昨年は、
8月オールスターのガールズドリーム7着と
準V2回で、相性も悪くなく、
常に力を出し切る好内容のレースをしている。
柳原より前でレースをすれば、逆転も可能。
地元の飯田風音(埼玉120期)もV候補の一角。
前回立川で今年初Vを飾り、
近況成績も大垣ガルコレトライアル以外は
全て優出と安定してきた。
スピードある自力が持ち味で、
勝ちパターンは捲りが多い。前回立川では、
予選2と決勝戦では追い込み勝ちと
新たなレーススタイルも見せていたが、
やはり、思い切りの良い自力勝負が持ち味。
西武園は本格デビュー後初優出を果たし
前回昨年9月待望の地元初Vを
逃げ切りで決めたメモリアルバンク。
バンク特性を生かし、
思い切りの良い仕掛けで大掛けに期待する。
中野咲(愛知110期)が近況好調だ。
前々回松戸で今年初Vを飾り、
前回大垣予選2では、ガールズ女王柳原真緒を
差し切る驚愕の走りを見せた。
自ら動いて位置を取るアグレッシブな
レーススタイルが魅力で、
決勝戦確定板入りも多い。
西武園は準V歴はあるが、あまり良績はなく
前々攻めるレースが出来れば、
V争いに加わってくる。
あとは先行力あり、西武園準V5回の
加瀬加奈子(新潟102期)、
西武園ガールズフレッシュクイーンVの
増田夕華(岐阜118期)、
マーク戦上手い
荒川ひかり(茨城110期)までが争覇圏内。
ガールズ女王柳原真緒の実績上位で
今節のV候補筆頭。
逆転候補は、久米詩を筆頭に
地元の飯田風音と好調キープの中野咲が相手。
増田夕華の一発も警戒したい。