<4月13日~15日>西武園競輪モーニング7 e-SHINBUN賞 & CTC杯 FⅡ「レース展望」※4/15更新
競輪解説者 田淵浩一氏による 西武園A級チャレンジ決勝戦展望
並び
7462 3 15
関東ラインは地元の小川辰徳に栃木の大越。
中国ラインは岡山の昼田-野見に
広島の古川-沖本まで続きライン4車。
徳島の小川将二郎は単騎自力戦となり
4対2対1の3分戦となった。
連勝で勝ち上がりを決めたのは121期の2人。
昼田は連日、前受けからの
突っ張り先行で、危なげなく
勝ち上がりを決めた。
徹底先行タイプではないが
ライン4車は大きく
先行基本の組み立てになるだろう。
小川将二郎は連日、カマシ・捲りの
展開になって、得意パターンでの
連勝となったが、単騎だけに
中団からの捲り一発狙いになるか。
地元の小川辰徳は
先行して持ち味が出るタイプなので
ライン2車でも先行したいが
ダッシュ戦になると分が悪い。
先行は小川辰徳か昼田だが
昼田は無理駆けしなくても
最悪4番手なので巻き返しは必至。
小川将二郎は先捲りで応戦したいが
後ろが昼田だと厳しい。
昼田と小川辰徳が
踏み合いになればチャンスあり。
小川辰徳は先行体制に入って
叩かれる展開なら飛び付くしかないが
器用なタイプではないので
先行してどこまで戦えるか。
ライン4車で
攻め幅広い昼田のV有力とみる。
番手野見の差し切りは押さえで
逆転候補は小川将二郎の一発。
小川辰徳に乗る大越の連絡みが面白い。
競輪解説者 田淵浩一氏による 3日目最終日(4/15)推奨レース
★6R A級チ選抜「滝本の1勝機」
◎○△ × 注
1576 2 4 3
★7R A級チ決勝「昼田の完全V期待」
◎○注 × △
7462 3 15
競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園レース展望」
121期生3人がV争いの中心になるが
昼田達哉(岡山121期)の
機動力に期待する。
本格デビュー後V4、
今年すでに12勝を挙げており
近況成績は一番。
徹底先行タイプではないが
自転車競技歴も長く
レースセンスが光る。
西武園は初参戦となるが
展開に左右されない器用さもあるので
後手は踏まないだろう。
V候補筆頭に推す。
滝本幸正(新潟121期)は
本格デビュー後V4の実績があり
師匠の加瀬加奈子(新潟102期)譲りの
積極性が魅力。
カマシ・捲りが得意も近況は
勝ちきれていないのが気になる。
西武園は昨年11月、3日間逃げ切りの
完全Vを飾っており
バンク相性は良く、逆転は可能。
小川将二郎(徳島121期)は
父小川圭二(徳島68期)、
兄 小川丈太(徳島111期)の
競輪界のサラブレッドだがまだV歴もなく
力を出し切れていない印象。
ダッシュタイプだけに末脚に不安あり
レースの組み立ても甘い。
西武園は昨年12月4.5.2着、初日叩けず
準決勝戦は突っ張られ
最終日は捲るも差されと
良い印象はなかった。
地区的に昼田の番手回りなら
チャンスはあるか。
121期生以外では
瀬口匠(宮崎99期)が
新人相手でも自力で戦い
今年V1、1着も量産中だ。
先行力もあるが
勝ちパターンは捲りと差し。
好位キープできれば一発の魅力は十分。
佐野恭太(静岡94期)の機動力も狙える。
直近2場所は連勝での
勝ち上がりを決めていて
新人相手でもペース緩んだところを逃さない。
西武園は今年2月3.2.③着。
決勝戦は優勝した安倍大成(東京121期)の
3番手3着だったが、準決勝戦は
中山遼太郎(熊本121期)が出切って
流したところをすかさずロング捲りを決めていた。
南関東地区は121期生不在なので
先行力ある内田淳(千葉111期)との
連係でV争いに加わってくる。
関東地区は自在戦の大越啓介(栃木97期)と
先行力ある地元小川辰徳(埼玉100期)もV圏内。
地区的に滝本幸正マークならチャンスが広がる。
近況重視で、昼田達哉の機動力が中心。
西武園実績ある滝本幸正も差がなく
大越啓介と小川辰徳も同乗なれば
関東ラインは互角。
小川将二郎も航続距離が短ければ好勝負可能。
瀬口匠と佐野恭太は、間隙つければ面白い。