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RACE2023.11.19

<11月17日~19日>西武園ミッドナイト競輪 第10回チャリロト杯 F2「レース展望」※11/19更新

競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園競輪 推奨レース 3日目最終日(11/19)」

☆6R A級特選「南関東ライン優勢」

 ◎○△ 注×
 215 43 76

☆7R A級特選「棚瀬の機動力上位」

 ◎○×  △注
 1247 36 5

競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園競輪 レース展望」


競輪祭組不在で傑出した選手はいないが
地元 藤田まりあ(埼玉116期)の機動力に期待する。
今期V2、直近4ヶ月の3連対率90.9%と戦歴は上位。
以前は位置取り重視の差しが主戦法だったが
近況は好位キープからの捲りに
威力があり、脚力もアップしている。
近況、末脚の甘さが気になるが
思い切りの良い仕掛けはできている。
西武園は前回昨年9月1.1.⑦着。
予選2では逃げ切りを決めて連勝で勝ち上がるも
決勝戦は見せ場なく敗れた。
近歴でも優出するもV歴はまだないが
メンバー的にもチャンスとみてV候補筆頭に推す。

対するはやはり、地元の青木美保(埼玉118期)。
自力自在に前々攻めるレーススタイルは
数字以上の評価は必要。
優勝こそ昨年の1回だけだが
松戸G1オールガールズクラシックでは
2日目に連対を果たし昨年小倉の
ガールズGPトライアル優出するなど
力はつけている。
西武園は今年すでに3戦し
前回優出失敗するも準Vと決勝戦3着。
ホームバンクで誰よりも走っている
アドバンテージもあり、地元初Vを狙う。

124期在所成績第1位の注目ルーキー
竹野百香(三重124期)も差がない。
本格デビュー後10月松戸で初V、
9月向日町ルーキーシリーズプラスでも
優勝と結果も出てきた。
地脚を生かした先行力が武器で
積極タイプ不在の今節の台風の目になるか。
今は力をつける意味でも先行にこだわっており
西武園初参戦ながらバンク特性を生かして
V奪取しても不思議ではない。

比嘉真梨代(沖縄114期)もV候補の一角。
今期、7月高松以外は全て優出と
成績は安定している。
以前のマーク戦中心のスタイルから
近況は自力勝負も目立ち
10月松戸予選2では逃げ切り勝ちと
戦法の幅が広がっている。
西武園は近歴では連続優出中と悪くなく
戦法の幅が広がった現状なら
前々好位から仕掛ければ
V争いに加わってくる。

あとは、自力ある田中まい(千葉104期)と
アグレッシブなレーススタイルの
中村由香里(東京102期)までがV圏内。

地元のアドバンテージ生かし
藤田まりあをV候補筆頭に
地元ホームバンクの青木美保と
注目ルーキー竹野百香と
自在性出た比嘉真梨代のV争いとみる。