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RACE2024.2.21

<2月19日~21日>西武園ミッドナイト競輪 なぜTIPSTARなのか杯 F2「レース展望」※2月21日更新

競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園競輪 推奨レース 3日目(2月21日)」

☆4R A級一般「樋口の機動力中心」

 ×注 ◎○△
 14 236 75


☆7R A級特選「関東ライン強力」

 ○◎×  注 △
 213 74 65

競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園競輪 レース展望」


競走得点高く好メンバー揃う中、
鈴木美教(静岡112期)の
自力自在戦に期待する。
自力基本に位置取り上手く
後手に回る事が少ないので
安定感は1番。地脚を生かして
何回でも踏み直せるのが強み。
昨年V11、38勝の実績は今節No.1。
前回京王閣1.1.②着では
地元の石井寛子(東京104期)に
敗れはしたが見応えある
ハイレベルな戦いを演じていた。
西武園は過去7戦全て優出しており
近歴では昨年12月2.1.③着と
決勝戦は勝ち切れていないが
V歴2回の実績あり初出走初Vは
大本命石井寛子の真後ろから捲って
勝った走りは未だに印象に残っている。
攻め幅の広さを加味してV候補筆頭に挙げる。

尾崎睦(神奈川108期)の
機動力も差はない。
昨年V6、G1競輪祭女子王座戦優出の
実績を持ち前回前橋を捲って
V奪取しておりパワー溢れる自力勝負が信条。
近況は先行よりは捲りの決まり手が多く
航続距離が長くなると直線差されるケースも
ある分割り引いたが捲りの破壊力は一級品。
西武園は一昨年6月逃げ切りV以来
久しぶりの参戦となり、目下2場所連続V中と
イメージは良いはず。
直線短いのでタイミング良く仕掛ければ
押し切りVも十分。

那須萌美(宮崎114期)の
差し脚もV候補の一角。
基本的には位置取り重視の
レーススタイルだが
近況は縦脚もついてきて自在に攻める
レースもでき昨年V4、G1パールカップ優出を
果たしガールズトップクラスと遜色ない
戦歴を残した。
今年は4場所走り準V2回、決勝3着2回と
高いレベルで安定している。
西武園は昨年5月V奪取、
前回今年1月2.2.③着と
過去連続途中欠場の苦手ムードを払拭した。
的確な位置取りとシャープな差し脚で
逆転を狙う。

廣木まこ(福岡118期)も
自力基本に力をつけてきた。
近況8場所連続優出中、優勝こそないが
思い切りの良い仕掛けが魅力。
前回取手2.2.⑥着は敗れはしたが
予選2での竹野百香(三重124期)との
先行争いは見応えあるレースだった。
西武園は初参戦となるが
バンク特性活かせばV争いに加わってくる。

徹底先行タイプの
石井貴子(東京104期)もV圏内。
昨年V3、今年もすでに玉野で
逃げ切り完全Vを飾っており
前受けからの突っ張り先行が多く
スタイルは確立している。
前回松戸準Vは
一昨年のガールズGP女王
柳原真緒(福井114期)相手に
互角の勝負を演じており
マイペース先行なら怖い存在。
西武園は近歴では昨年2月
3日間先行しての4.2.③着。
V歴はないが決勝3着3回と好走する
ケースが目立つ。
今節は強力な自力タイプが揃うので
狙いはやや下げたがバンク特性活かせば
大駆けは十分。

あとは、蛯原杏奈(北海道120期)と
西島叶子(熊本118期)までが優出圏内。

実績上位の鈴木美教尾崎睦は互角の評価も
戦法の幅が広い鈴木美教が中心。
那須萌美の差し脚と
石井貴子の先行力もV圏内とみる。