＜3月8日～10日＞西武園ﾐｯﾄﾞﾅｲﾄ競輪 第10回ｵｯｽﾞﾊﾟｰｸ杯 F2「ｼﾘｰｽﾞ展望」3.10更新
競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園競輪 推奨レース 3日目最終日（3月10日）」
☆3R Ａ級チ選抜「矢田の逃げ切り有力」
◎○×注 △
１３２４６ ５７
☆7R Ａ級特選「中四国同期コンビ強力」
○◎ △× 注
２１ ６３ ５ ７４
競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園競輪 A級戦レース展望」
各地区に強力な自力タイプ揃い、
激戦模様の中、内山雅貴(静岡113期)の
機動力に期待したい。
1月降級後V3、前期S級最終戦では
待望のS級初Vを飾っており戦歴上位の存在。
前回川崎も捲ってV奪取しており
先行基本になんでもできるのが強み。
西武園は前々回2月3.1.②着の
準Vと走ったばかりで
初日特選は長い距離を先行して僅差の3着。
準決勝戦は別線分断策での差し切り勝ち。
決勝戦は誰も動かず
3番手からの直線勝負も届かず2着と
流れに応じた柔軟な走りを見せていた。
S級戦優出歴もあり
バンク特性も理解しており
V候補筆頭に挙げる。
内山マークは前回川崎決勝でも
ワンツーを決めた
副島和人(神奈川105期)が主張。
1月当所でも準Vと好走しており
南関東ラインが本線。
室井蓮太朗(徳島121期)の
機動力も差がない。
今年に入り、2場所連続完全V、
特進は逃したが、近況も
2場所連続準Vと高いレベルで安定している。
カマシ・捲りを主戦法に
横の動きも苦にしない。
西武園は2022年10月チャレンジ戦1.1.⑤着。
初日、2日目逃げ切り連勝で勝ち上がり
決勝戦は同期対決を
先行争い叩けず敗れていたが
一度走っているのはプラスと考え
互角のV候補に挙げる。
室井の番手はS級下がりの
野本翔太(高知91期)も
負傷欠場明け今ひとつの成績だが
地区的に徹底先行タイプの
昼田達哉(岡山121期)も目標にできそうで
番組的にもチャンスあり。
中川聖大(福岡121期)も近況成績上昇中だ。
2月小倉・大垣を完全V。前回奈良で
特進挑戦するも準決勝戦敗退。
先行力もあるが、勝ちパターンは捲り。
番手戦も結果を残しており、戦法に幅もある。
西武園は初参戦となる分、割り引いたが
近況の充実度なら克服は可能。
同県 佐藤健太(福岡101期)も今期V1を挙げ
差し脚も切れており、
セット力では九州ラインが強力。
あとは地元の吉田裕全(埼玉90期)が
今年V1、3連対率91.6%と抜群の安定感。
自分でも動けるが、同県後輩の
野中祐志(埼玉98期)の機動力に任せるか。
野中は、航続距離は長くはないが
ダッシュを生かした捲りは強烈。
前後微妙も走り慣れたバンクなので
地元コンビにも期待したい。
最後に昼田達哉(岡山121期)に注目したい。
徹底先行タイプで昨年6月特昇後V2
今期すでに7勝を挙げ
全て優出と力は争覇級。
西武園も昨年4月チャレンジ戦完全Vを
飾っており、イメージは良いはず。
同期室井との連係は微妙も
バンク特性生かせば、大駆けは十分。
実績と当所の経験値を加味して
内山雅貴の機動力を推すも
室井蓮太朗と中川聖大も互角の評価。
展開不問で、地元の吉田裕全も
V争い必至とみる。