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RACE2024.3.16

<3月14日~16日>西武園ミッドナイト競輪 第12回チャリロト杯 F2「シリーズ展望」3.16更新

競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園競輪 推奨レース 3日目最終日(3月16日)」

☆4R A級特一般「高橋の機動力上位」

 ◎○  注 ×△
 12 63 45 7

☆9R A級決勝「関東ライン優勢」

  ○◎ × 注△
 623 1 54 7

競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園競輪 A級戦レース展望」


積極的な機動力タイプ揃うが
近況成績上昇中の
齋藤雄行(神奈川121期)を
中心に推したい。
先行基本に今年V1、準V1回と
安定した成績を収め
前回福井決勝戦は
立ち遅れたのが敗因も
前々回松阪は3日間先行、
決勝戦4角カマシての
逃げ切りVは強かった印象。
西武園はチャレンジ戦1回走り1.1.③着。
1.2班戦初戦となった昨年2月2.2.⑦着、
前回昨年11月1.3.1着と優勝はないが
先行できれば結果を残している。
同型揃うも近況の充実度を
加味してV候補筆頭に挙げる。
同県同期の高本和也(神奈川121期)は
負傷欠場明けなので
まずは一走してみてからの判断となる。
齋藤マークは
堅実マーカー 鈴木良太(静岡86期)。
差し切りよりは、まずは追走専念しての
南関東ワンツーを狙いたい。

関東ラインは地元の柿沼信也(埼玉91期)、
丸山直樹(埼玉93期)、今井聡(東京113期)の
埼京ラインが主力も自力タイプが不在。
柿沼が安定感1番も近況は
追い込みにシフトしており
今井も負傷欠場明け2戦して
まだ本来の力には
戻っていないように見える。
丸山も縦脚あるが
位置取りは厳しくないので柿沼に任せるか。
柿沼は2月宇都宮でV奪取、前々回松阪では
齋藤雄行の3番手回りから初日特選差し切り
決勝戦は番手を交わしての
準Vと縦脚はシャープだ。
自在タイプの今井に任せるか
自分でやるかは微妙も位置を取っての
戦いになるだろうができれば目標が欲しい。
西武園は久しぶりの参戦となり
近歴では前回2022年3月F1戦2.3.5着、
前々回2021年8月F2戦2.1.③着と
ホームバンクでもあり好走している。

徹底先行タイプの
宮下一歩(長野115期)に注目したい。
前回取手1.3.⑤着も3日間先行、
初日特選は後ろの援護もあったが
逃げ切り勝ちと力のある走りを見せていた。
西武園は前回昨年12月1.2.③着、
3日間先行してのライン決着を演出していた。
1.2班戦4回走り、全て優出、準V1回と
バンク特性生かし脚質はピッタリ合う。
埼京ラインとの連係なら
強力なライン形成となり
関東ラインが対抗格。

高橋幸司(山形99期)が復調気配。
今年準V2回、展開に応じての先行と
強烈な捲りが主戦法で
パワフルな走りが戻ってきた印象。
北日本ラインは、縦脚ある
高橋秀吉(秋田88期)や121期の
ルーキー堀航輝(青森121期)もいるが
手薄感は否めない。
メンバー的にも埼京ラインとの
連係もありそうで一発の魅力は十分。

中部近畿ラインは
笹倉慎也(富山91期)を軸に
内藤久文(愛知117期)、
大谷靖茂(愛知93期)の
機動力タイプが揃う。
内藤は直近3場所5勝を挙げ
準V1回決勝3着1回と上昇ムード。
大谷も直近3場所4勝、準V1回と
復調気配で内容も良い。
両者ともに長い距離を踏めるタイプで
内藤は西武園2回目の参戦となり
前回2021年12月、3日間先行して
1.1.⑤着の成績を残している。
大谷は、前回福井の準決勝戦で
齋藤雄行の番手にはまり
差し切り勝ちを収め
決勝戦も番手戦ながらも
齋藤に先着を果たしている。
好調な愛知両者を目標にできる
笹倉がV争いに加わってくる。

近況の充実度を加味して
齋藤雄行の機動力を中心に推す。
地元の柿沼信也が展開不問で逆転候補。
先行争いあれば
好調高橋幸司の一発が魅力。
目標ある笹倉慎也もV圏内とみる。