ニュース

topics

RACE2024.6.17

<6月15日~17日>西武園ナイター競輪 第13回東京スポーツ杯 F2「シリーズ展望」※6月17日更新

競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園競輪 A級決勝戦展望」


並び
17 42 536

関東ラインは準決勝戦同様、
東京の磯川に
地元の柿沼が付く埼京コンビ。
南関東ラインも準決勝戦同様、
静岡の小林に神奈川の柴田。
中部近畿ラインは
三重の下岡に愛知の田中が番手を回り
準決勝戦でも下岡ラインの
3番手を回った兵庫の篠塚が
3番手を固め、ライン3車となり
2対2対3の3分戦となった。
ラインの先頭を走る3人は
磯川は新車のセッティングが出てきて
「準決勝戦はちょっと踏みすぎた。
あとは微調整程度」と感触は良さそう。
下岡は特選、単騎で何もできなかったが
準決勝戦はカマシ先行逃げ切り勝ち。
上がりタイム11秒3、
残り1周22秒3は秀逸。
連勝で勝ち上がった小林は
連日、強い勝ち方をしているが
本人曰く「体調が良くない」と言い
インタビューを済ませると
すぐ部屋に戻っていった。
地元の柿沼は初日特選、
3番手回りで磯川不発も外伸びていて
準決勝戦は磯川の番手から
余裕のある走りで
楽に差し切りを決めており
前回落車の影響はなく
流れを引き戻したい。
田中は下岡との連係は何回かあるが
下岡のダッシュに
「付けきれたり、離れたりなので
踏み出しに集中する」と言う。
柴田は小林の捲りに離れながらも
なんとか2着をキープ。
篠塚は番手が離れ
自ら踏む展開になったが
後ろから抜かれる気配はなかった。
状態が良さそうなのは下岡と柿沼。
下岡はS級点獲得に点数を上げたい。
柿沼はホームバンク初Vはぜひとも欲しい。
小林は体調次第も狙いは下げる。
先行は磯川かライン3車の下岡。
小林は中団からの捲り狙いだろう。
脚質的に磯川が主導権を取り
下岡はダッシュを生かした
カマシ・捲りが理想。
磯川の先行とみて
番手柿沼の地元初Vに期待する。
逆転候補はS級点勝負駆けの下岡の一発。
ライン3車は大きく
あっさりの可能性も十分。
小林は体調戻れば
当然V圏内だが現状では厳しそう。

競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園競輪 推奨レース 3日目最終日(6月17日)」

☆2R A級チ一般「佐藤の逃げ切り有力」

 ◎△×   注
 517 2 4 6
  3
  ○
  競
  り

☆9R A級特選「小玉の奮起戦」

 ◎○△ ×  注
 174 52 36

競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園競輪 レース展望【L級ガールズ戦】」


G1パールカップ直後の開催で
傑出者不在の中、
岡本二菜(東京118期)の
自力自在戦に期待する。
前回岐阜の決勝戦は組み立ての差で
惜しくも3着だったが
久米詩相手に連勝で
勝ち上がりを決めていた。
特に初日予選1では久米詩の
すんなり先行を捲っており
競走得点以上の評価は必要。
西武園は今年1月3.3.⑤着含めV歴はないが
ガールズ6レース制以外は
全て優出と相性は良く
強力な自力タイプ少ない今節は
岡本の自力自在戦が中心になる。

対するは廣木まこ(福岡118期)の機動力。
今年に入り4月G1
オールガールズクラシック以外(補充を除く)は
全て優出と着実に力をつけてきた。
先行力が魅力も前々回小倉初日予選1では
後方からカマス柳原真緒の後位に飛び付き
差し切る器用なレースも見せていた。
西武園は今年すでに2戦しており
2月2.2.⑦着、5月1.6.④着と連続優出中。
バンク特性生かせば、V奪取は可能。

黒河内由実(長野110期)の自在戦もV圏内。
前回小田原2.1.②着の準Vは
パールカップ組不在も予選2では
最終バッグ5番手からの
捲り追い込み快勝と強いレース内容だった。
目下11場所(補充を除く)連続優出中と
安定感あり今年準V2回とV奪取まであと少し。
展開に左右されない自在戦でV取りに挑む。

戸田瑞姫(茨城122期)は追い込み主体も
レースセンスは抜群。
前回小田原で優出逃したが
今年小田原以外は全て優出、
準V2回と黒河内由実と戦歴は同レベル。
西武園は過去4戦優出1回、
近歴も連続欠場と相性は今ひとつ。
脚質的にも位置取りが生命線となり
好位キープなら、V争いに加わってくる。

渡口まりあ(山口114期)の機動力も魅力ある。
相手関係なく、思い切りの良い仕掛けは
バンク特性考えると大駆けは十分。

あとは、蛯原杏奈(北海道120期)と
渡邉栞奈(静岡122期)までが優出圏内。

岡本二菜の自力自在戦を中心に
廣木まこの機動力が差がないV候補。
黒河内由実の自在戦と好位キープできれば
戸田瑞姫もV圏内とみる。