<8月22日~24日>西武園ミッドナイト競輪 WINTICKETミッドナイト競輪 F2「シリーズ展望」※8/24更新
競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園競輪 推奨レース 3日目最終日(8月24日)」
☆6R A級チ選抜「藤田のリベンジ戦」
◎○ 注 ×△
217 63 54
☆7R A級チ決勝「中石が特昇決める」
◎ ○ × △ 注
15 2 3 4 6 7
競輪解説者 田淵浩一さんによる「西武園競輪 レース展望【A級チャレンジ戦】」
125回生5人が参戦し
今節のシリーズを牽引する中
中石湊(北海道125期)の機動力を中心に推す。
高校時代、2022年インターハイ1kmTT優勝、
ジュニアアジア選手権スプリント金メダル、
ジュニア世界選手権1kmTT3位の
輝かしい実績を持ち
在所時からナショナルチームに所属し
ゴールデンキャップも2度獲得。
在所成績6位も先行での勝ち星は
125回生NO1の北日本期待のルーキー。
ルーキーシリーズ松山で落車、
本格デビュー戦宇都宮を欠場後、
青森・豊橋で連続完全Vを果たし
今節、特昇がかかるシリーズとなる。
本格デビュー2戦を見ると
決勝戦は捲りになっているが
勝ち上がりは先行基本に巻き返しも早く
死角は少ない。
他の同期生と比較しても
スピード値が高く、特昇に期待する。
藤田祐大(茨城125期)は
在所成績66位ながらも
在所時の先行数も多く
本格デビュー3戦して
富山の決勝戦以外は
全て最終バックを取っており
積極性は1番。航続距離も長く
当所のバンク特性にはピタリと合うはず。
地脚を生かした先行力に期待。
地元の橋谷成海(埼玉125期)は
在所成績37位も11勝を挙げており
在所時の先行数も多く
本格デビュー後も積極性が目立っている。
先行でも勝てているが
ダッシュを生かした
カマシなら好勝負は可能。
川越宏臣(東京125期)は
適正出身ながら在所成績34位。
本格デビュー後4戦全て優出も
勝ちパターンは捲り。
適正出身だけに
まだレース慣れしておらず
戦法も模索中の印象。
山下祐輔(千葉125回)は在所成績45位。
自転車競技歴はないが
本格デビュー3戦全て連勝で
勝ち上がりを決めている。
決勝戦での詰めの甘さは残るが
勝ち上がりの内容は良く力強さを感じる。
125期生以外では
松本一志(宮崎117期)が今期降班後、
125期生相手にも互角の勝負ができており
打倒125期生の1番手。
田村純一(福島92期)は
前回地元平で完全V。
決勝戦は目標あったが
余裕の差し切り勝ち。
勝ち上がりは自らレースを作っており
好調キープなら逆転候補の一角。
岡本翔(愛媛123期)と
布井翼(和歌山109期)の機動力も侮れない。
追い込みタイプでは
関根崇人(福島94期)、
佐藤正吾(宮城88期)、
前川裕希(北海道95期)は
北日本ラインで中石、田村目標から
チャンスを狙う。
武田靖夫(茨城76期)は欠場明けも
同県藤田や関東ラインで地元の橋谷、
東京の川越と目標揃い
立て直してくれば争覇圏内。
自力ある内田淳(千葉111期)は
山下マークから逆転も可能。
負傷欠場明けの遠澤健二(神奈川57期)と
會田正一(千葉68期)の実績ある
南関東ベテランマーカーは
優出可能も決勝戦は厳しいか。
125回生中心とみて
総合力上位の中石湊の特昇に期待したい。
相手は同期生。
本格デビュー後のレースを見て
順番をつけると
藤田祐大・山下祐輔・橋谷成海・
川越宏臣の順とみる。
125回生以外では松本一志の機動力と
目標掴んだ時の田村純一と内田淳の差し切り。