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RACE2019.12.11

田淵浩一氏の前検日検車レポート【12月11日】

 明日、12月12日より西武園競輪では、
 第25回テレ玉杯【FⅡ】が開催されます。

 今節も元競輪選手の田淵浩一さんに
 前検日インタビューを行っていただきました。
 ぜひ、車券購入の参考にご一読ください。


 初日 12R 1番 山本 健也(千葉・89期)

 自力自在戦で活躍中の山本選手。
 今節は落車欠場後という事で
 身体の状態について尋ねると、
 「頬骨骨折をして5日間程休んだが、
 顔から下は大丈夫だったので、
 すぐ練習を始めました」と言うから驚き。
 さらに「練習の感じも落車前と変わらないので、
 あとはレース感ですかね?」と
 あまり不安はなさそう。
 西武園バンクの相性は、
 「クセがあるけど、好きなバンク」とのこと。
 戦法は、自力自在戦。
 レースでは「レースの流れの中での判断を大事に、
 ライン全員にチャンスのある走り」を心掛けている。
 練習はバンクモガキとウエイトトレーニング。
 総合力を上げる事が課題。
 山本選手の自力自在戦に注目。


 初日 11R 9番 朝倉 智仁(茨城・115期)

 11月玉野で特別昇班後、
 1.2班戦でも目下2場所連続完全V、
 今節、S級特進の可能性がある朝倉選手。
 特進について尋ねると、
 「特進を狙います!」とキッパリ。
 1.2班戦を走ってみた感想を聞いてみると、
 「9車の難しさもあるが
 レースの流れが早いので、
 走りやすい」と言う。
 西武園バンクは2度目の参戦で、
 前回チャレンジ戦1.1.③だったが、
 「走りやすいバンク」とイメージは良い。
 戦法は先行基本に流れの中での自力勝負。
 レースでは自分のレースが
 出来るよう心掛けている。
 練習はバンクモガキ中心。
 レースの組み立ての勉強と
 トップスピードを上げる事が課題。
 朝倉選手のS級特進に期待。


 初日 10R 1番 渋谷 海(北海道・113期)

 近況、積極的な走りで成績上昇中の渋谷選手。
 西武園バンクは2度目の参戦で、
 前回チャレンジ戦1.2.①と
 逃げ切りVを飾っており、相性は良い。
 5場所前の松山から、
 「積極的なレースを意識した」とのこと。
 戦法は、先行基本の自力勝負。
 レースでは「最終ホーム・バック取って、
 長い距離を踏む走り」を心掛けており、
 「ラインを生かして、
 ペース配分をつかみたい」と言う。
 練習は今節終了後に冬季移動で伊豆に行くらしいが、
 現在はウエイトトレーニングとワットバイク。
 「先行の決まり手を増やしたい」と
 先行に意欲的だ。
 渋谷選手の先行逃げ切りに期待。


 初日 7R 2番 奥井 迪(東京・106期)

 ガールズ屈指の先行力を武器に
 ガールズグランプリ出場を決めた奥井選手。
 グランプリ出場について尋ねると、
 「地元立川でのグランプリ出場に向けて
 やってきたので出れて嬉しいです」と
 笑顔で答えてくれた。
 冬の立川はバンクも重く
 直線も長く逃げ切りが厳しいことは
 重々承知の上で、
 「グランプリでも先行したい」と意欲的だ。
 西武園バンクは9戦8勝2着1回と
 準パーフェクトの成績を残しており、
 普段練習にも来る事があり、
 「走りやすいし慣れている」と言う。
 戦法は先行基本に流れの中での自力勝負。
 レースでは「最終バックは取るレース」を
 心掛けている。
 練習はバンクモガキとバイク誘導と
 ウエイトトレーニング。
 トップスピードを上げることと
 踏み直せる脚をつけることとが課題。
 奥井選手の先行逃げ切りに期待。


 初日 7R 5番 加瀬 加奈子(新潟・102期)

 結婚・出産を経て、
 見事に復帰を果たした加瀬選手。
 前回の向日町では、
 かつてのガールズNO1の先行を
 彷彿させる見事な
 逃げ切りVを飾った。
 向日町Vについて尋ねると、
 「嬉しいし、幸せ!」と
 満面の笑みを見せてくれた。
 現在育児の為、
 練習時間や睡眠時間、
 食事や身体のケアも
 思うように行かない中で、
 近況成績は立派の一言。
 戦法は先行基本の自力勝負。
 練習はバンクモガキと
 減ってしまった体重を戻す為に
 ウエイトトレーニングを取り入れ、
 パワーアップを図る。
 加瀬選手の自力勝負に注目。


 初日 6R 7番 高橋 梨香(埼玉・106期)

 前回川崎で今年2回目の優勝を飾り、
 好調キープで地元参戦する高橋選手。
 川崎Vについて尋ねると、
 「迷わず動けました」と
 状態の良さが感じられた。
 西武園バンクは、
 今年の夏からホームバンクとして、
 練習に来るようになり、
 地元のアドバンテージを生かして
 初の地元Vを狙う。
 戦法は、自力含みの自在戦。
 レースでは「迷わない」ことを
 心掛けており、まずは位置取りを
 しっかりしてから仕掛ける。
 練習はバンクモガキとバイク誘導と
 ウエイトトレーニング。
 立ち上げのスピードを上げることが課題。
 高橋選手の地元Vに期待。


 初日 5R 5番 山本 修平(東京・115期)

 115期NO.2で卒業記念チャンピオンの
 山本選手が西武園初参戦。
 デビュー後の感想を尋ねると、
 「だいぶ慣れてきました」と言い、
 自分のレースが
 出来るようになってきた様子。
 西武園バンクは
 高校生の時から大会等で来ており、
 現在も練習に来ることもあり、
 「走りやすいし、軽いバンク」と
 不安はなさそう。
 脚質はスプリンタータイプで
 捲りが得意。
 戦法はレースの流れの中での自力勝負。
 レースでは
 「仕掛けのタイミングを間違えず、
 勝てるレース」を心掛けている。
 練習はバンクモガキとバイク誘導と
 ウエイトトレーニングにパワーマックス。
 先行力をつける事が課題。
 山本選手の自力勝負に注目。


 初日 4R 4番 吉堂 将規(奈良・115期)

 前回の川崎で、
 待望の初Vを飾った吉堂選手。
 川崎Vについて尋ねると、
 「ほっとしました」と言い、
 「ひとつ獲れたのでこれからです」と
 笑顔で答えてくれた。
 西武園バンクは初参戦で、
 イメージも特になく、
 指定練習で確かめる。
 脚質は地脚タイプ。
 戦法は先行基本の自力勝負。
 圧倒的なバック数あるが、
 「先行に拘りは特にない」と言うから驚き。
 レースでは「先行基本に前々に攻めて、
 勇気を持って仕掛けるレース」を
 心掛けている。
 練習は街道乗り込み・モガキと
 ウエイトトレーニング。
 長い距離を踏める脚をつけることが課題。
 吉堂選手の先行逃げ切りに期待。