11/20-22 西武園ミッドナイト競輪【Fll】レース展望 ※11/22更新
■ 競輪解説者 田淵浩一氏による 3日目最終日(11/22)推奨レース
☆1レース「北日本ライン優勢」
△◎○ 注 ×
412 5 63
☆7レース「會澤の機動力上位」
◎△ ○× 注
15 32 746
■ 競輪解説者 田淵浩一氏による「西武園ミッドナイトF2戦展望」
大矢崇弘(東京107期)の機動力に期待する。
一時期は、自在戦にシフトしていたが、
以前のような積極策に戻して、成績上昇中。
7月S級降級後も9月以降は安定しており、
V1準V3回の成績を残している。
西武園はS級戦でも勝ち星を挙げていて、
A級戦は今年9月6.1.②着の準V。
準決勝は逃げ切り勝ち、決勝戦は単騎戦ながら、
優勝した上杉嘉槻(福井119期)の捲りに
俊敏にスイッチしており、動きは申し分なかった。
ホームバンクでもあり、アドバンテージも大きく、
中心に推す。
対するは、南関東ラインの原田亮太(千葉115期)と
渡邉雅也(静岡117期)の機動力。
原田は強靭な先行力で長い距離を踏めるタイプで、
直近では10月伊東、11月静岡を
連続逃げ切り優勝を飾った。
西武園は今年1月のミッドナイト2.2.①着のV奪取、
先日S級特進した地元の伊藤慶太郎(埼玉107期)相手に
カマシ圧勝と出切ってしまうと手がつけられない。
渡邉は先行力もあるが、ダッシュ力を武器に、
流れに応じて何でもできるタイプで、
今年V6と勝負強い印象。
西武園は昨年10月チャレンジ戦3.1.①着で、
決勝戦は単騎戦も太田龍希(埼玉117期)後位に
飛び付き差し切りVを飾っている。
タイプも違い、両者の連係は考えづらいが、
大塚英伸(静岡82期)、中曽直彦(千葉74期)の
同県のマーカー付けば、別線勝負になるだろう。
あとは會澤龍(宮城105期)の捲り一撃も魅力ある。
前受けからの、捲り・カマシが主戦法で、
展開に左右されるが、捲りの破壊力は強烈だ。
10月平塚特選では、カマシ逃げ切り勝ち、
前々回大宮準決勝戦は、突っ張り先行3着と
戦法にも幅が出てきた。
西武園は昨年8月1.3.③着で、
初日2日目は先行で勝ち上がっており、
バンク特性も把握している。
マークは縦脚ある金澤幸司(福島91期)で、
カマシなら差し切りもある。
最後にスピードあるカマシ・捲りが
武器の上川直紀(栃木117期)にも注目したい。
今年8月A級トップクラスの渡邉豪大(静岡107期)の
特進阻止する初Vを飾り、続く大宮の準決勝戦でも
渡邉を破る金星を挙げ、インパクトは大だった。
西武園は、昨年10月チャレンジ戦1.1.④着以来
2度目の参戦となるが、カマシ・ロング捲りなら
好勝負可能とみる。
ホームバンクの利を生かす大矢中心とみるが、
原田の先行力と渡邉の機動力も差はない。
展開もつれると、會澤の捲りが決まるか。