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2021.8.18

8/16-18 西武園ミッドナイト競輪【Fll】レース展望 ※8/18更新

■ 競輪解説者 田淵浩一氏による 本日(8/18)3日目の推奨レース

 ☆5レース「照井の機動力中心」

  △  ◎〇× 注
  27 341 56

 ★7レース「矢島の差し切り期待」

  △◎〇   注×
  413 5 627

■ 競輪解説者 田淵浩一氏による 西武園ガールズ戦展望

奥井迪(東京・106期)の機動力に期待する。
以前のような徹底先行ではなくなったが、
積極的にレースの流れに乗って
仕掛けるスタイルは変わらない。
近況成績も優勝は遠ざかっているが、
高いレベルで安定している。
西武園は昨年4戦全て優出、
準V2回決勝戦3.4着1回と
優勝こそなかったが、
過去にはV3の実績を残している
得意バンクの一つ。
西武園バンクの特性もよく知っており、
積極策でV奪取を狙う。

対するは地元の細田愛未(埼玉・108期)。
一時期は調子を崩していたが、
近況は7月平完全V、前回静岡1.1.②着で
児玉碧衣(福岡108期)の準Vと復調ムード。
先行力もあるが捲りの破壊力は強力だ。
西武園は前回今年1月2.3.②着の準V含め、
準優勝2回とまだ地元Vはない。
持ち前の思い切りのいい仕掛けが出来れば、
悲願の地元初Vも可能だ。

元祖先行職人、
加瀬加奈子(新潟・102期)も元気いっぱい。
3場所前の青森では、久しぶりのV奪取。
育児との両立で、
練習量に制限ある中でのVは立派の一言。
西武園は補充を除き、過去5戦、準V5回と
決勝戦の2連対率100%、
前回2020年2月4.2.②着では、
最終的には児玉碧衣(福岡・108期)の
捲りに屈したが、奥井迪(東京・106期)との
捲り合戦は制している。
バンク特性も味方に、V候補の一角。

あとは土屋珠里(大阪・110期)。
自力基本に前々攻めるレーススタイルで、
今年V2と戦歴も遜色ない。
西武園は今年2月6.1.③着と
石井寛子(東京・104期)の3着と善戦しており、
過去には準V歴もあり、相性は良く争覇圏内。

ほかには近況、自力好調な加藤舞(秋田・116期)、
縦脚ある清水彩那(静岡・116期)、
マーク上手い大谷杏奈(愛知・110期)あたりが
優出圏内だが、上記4人とはやや差があるので、
どこまで戦えるか注目したい。

V候補に積極的な自力型タイプ揃う中、
西武園V歴ある奥井迪ややリードとみるが、
同型の加瀬加奈子と復調ムードの
地元の細田愛未も差はなく、
三つ巴模様で、割って入れば土屋珠里か。