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RACE2019.11.8

11/6-8 西武園競輪F1「レース展望」※11/8更新

■最終日 推奨レース
 ★4レース 中川の機動力上位
  ×   ◎〇注  △ 
  398 157 624

 ★9レース 岩本が今節2勝目を飾る
   注  ◎〇×  △  
  472 915 63 8


■S級決勝戦展望
 ★11レース
  148 25 36 97

5人揃った関東勢は、地元と栃茨に分かれて、
群馬の矢口は、準決勝戦で吉田の3番手を回った
経緯から、栃茨ラインの3番手回りを選択した。
吉田-江連-矢口の関東ライン、
片折-武藤の地元ライン、
大槻-泉の宮城ライン、
川村-柏野の西日本ラインの4分戦になった。

先行はバック数多い片折か吉田の可能性が高いが、
「競輪祭に向けていいレースがしたい」と言う吉田が、
内容重視の走りで積極的に仕掛けそうな雰囲気。
川村の先行もあり得るが、理想は準決勝戦同様、
強い吉田ラインを後ろに置いて、
好位確保からの捲りだろう。

注目は、大槻の戦い方だ。
コメントは「自分でやります」と
総力戦を示唆したが、
もう少し詳しく聞いてみると、
「強い吉田の前で仕掛けたい」と言い、
どうやら番手勝負よりはタテ脚勝負の様子。
パワーに勝る吉田が、
ライン3車の利を生かしてV奪取とみるが、
まだ地元Vがなく、
是非とも優勝欲しい埼玉両者と連勝で
勝ち上がり好調な川村、
総力戦が不気味な大槻と
波乱含みの一戦となりそうだ。


■ 開 催 展 望

今節の西武園は、好調な自力型揃うも、
援軍多い吉田拓矢(茨城107期)に期待する。
今年は、F1優勝3回、
G2サマーナイトフェスティバルでは優出、
G1 でも2勝を挙げ、先行基本に
高いレベルで戦っている。
西武園は、意外にも初参戦となるが、
バンク特性を考えると吉田には合いそうだ。
地元の武藤龍生(埼玉98期)や
S級復帰後好調な藤原憲征(新潟85期)、
更に期待の新人河合佑弥(東京113期)もおり、
関東ラインは層が厚く、Vチャンス到来。

近況好調な岩本俊介(千葉94期)も差がない。
前々回川崎では完全V、前回久留米G3でも
3勝と近況は抜群。
スピードあるカマシ・捲りは脅威だ。
西武園は、2016年3月1.6.1以来久しぶりの
参戦となるが、仕掛け処さえ逃さなければ逆転は可能だ。

スピードある松岡貴久(熊本90期)も怖い存在。
西武園は、今年8月の記念1.5.4.3と準決勝戦で
敗れたが、存在感は示した。
近況は、番手戦も増えたが、
好位確保からの捲り一撃は威力ある。

あとは、大槻寛徳(宮城85期)も
縦横無尽の走りで安定感ある。
番手戦基本に位置取りも厳しいが、
G1 寛仁親王牌では、負け戦ながら、
前走する先行選手が叩かれるとすかさず切り替え、
自ら捲り連勝を飾るアグレッシブなレース内容だった。
目標不在でも目が離せない存在。

ラインの厚みと実績から、
吉田拓矢中心と見るが、
好調な自力型や動ける選手もおり、激戦模様。


■ 注 目 選 手

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