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RACE2019.12.14

12/12-14 西武園競輪F2「レース展望」※12/14更新

■ 最終日 推奨レース

 ★9レース 古川の機動力上位
  △  ◎〇▲   注× 
  25 196 7 834

 ★12レース 朝倉がS級特進を飾る
  ◎〇× ▲   注△ 
  375 146 298


■ A級決勝戦展望

 ★10レース
  375 146 298

 勝てば、S級特進となる茨城の朝倉には、
 同県の木村と群馬の宮内がつく
 関東ラインが本線。

 西武園がホームバンクである東京の樋口に
 地元の飯田-山中がつく埼京ラインが出来、
 北海道の渋谷に
 「後ろが空いているならマークしたい」と
 千葉の山本がマーク宣言、
 新潟の川上が、
 「渋谷とは冬季移動で
 一緒に練習した事もあるので、
 渋谷ラインの三番手を回る」と
 即席ラインが形成され、
 3対3対3の綺麗な三分戦になった。

 若手機動型が揃い、
 見応えのある決勝戦になったが、
 やはり朝倉の「脚が違う」印象。
 ラインも後ろに特選組のマーカー2車は、
 いかにも強力。

 先行意欲は、自力3車それぞれあるが、
 朝倉は「勝つレース」で、
 最終的には捲りかカマシになるだろう。

 今節の渋谷は、連日先行態勢に入るも
 先行出来ておらず、
 前回前橋の準決勝戦・決勝戦ともに
 先行して朝倉に捲られており、
 同期樋口と叩き合ってまで
 先行に拘るかどうか?は疑問。

 樋口は自分のレーススタイルにブレはなく、
 ラインの絆の深い地元勢を連れて
 先行に迷いはないだろう。
 樋口率いる埼京ラインの先制を
 渋谷が先行争いするか?中団狙いか?
 両者の出方を見ながら、朝倉が
 カマシ・捲りで応戦する流れになりそうだ。

 力が違う朝倉が、強力な援軍も揃い、
 V奪取してS級特進の可能性大とみるが、
 準決勝戦のような組み立ての失敗あると
 波乱もあり得る。


■ 12.13ガールズ決勝出場選手インタビュー


■ 開 催 展 望

 奥井迪(東京・106期)の
 先行力が抜けている。
 圧倒的な先行力を武器に2年振りの
 ガールズグランプリ出場権を獲得した。
 西武園は2017年9月1.1.②以来
 久しぶりの参戦となるが、
 前回の決勝戦、差されて2着以外は、
 完全V2回と得意バンクのひとつ。
 近況は9月防府以来優勝こそないが、
 強力な同型が少ない今節、
 勝ってガールズグランプリに
 弾みをつけたい。        

 対抗格は内村舞織(福岡・112期)。
 自力自在戦で戦い、
 レースセンスも抜群。
 近況は積極的な仕掛けが多く、
 航続距離も長くなっている。
 西武園は初参戦となるが、
 戦法的に不安は無さそうだ。
 好位確保から仕掛ければ逆転も可能。

 地元の高橋梨香(埼玉・106期)も好調だ。
 前回川崎で久しぶりに優勝を飾り、
 前々回小倉のガールズGPトライアルでも
 決勝戦3着と健闘した。西武園は、
 昨年8月3.2.②以来になるが、
 現状の状態キープなら、
 悲願の地元初Vもあり得る。

 あとは、加瀬加奈子(新潟・102期)に特注。
 結婚・出産で1年間欠場後、復帰して4ヶ月、
 前回向日町で見事に逃げ切りVを飾り、
 先行日本一復活を思わせる走りだった。
 西武園は、過去3戦全て準Vだが、
 今節も先行で魅了する走りに期待する。

 最後に地元の藤田まりあ(埼玉116期)。
 まだ荒削りで成績も安定していないが、
 10月弥彦で初Vを飾るなど、力はある。
 レースセンスもあり、自力アップと
 得意の追走技術をさらに磨けば、
 上位陣とも戦えるはず。
 今節も注目したい。


■ 注 目 選 手

 ○前検日レポート記事をチェック