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RACE2020.2.24

<2月22日~2月24日>西武園競輪 第12回エート賞Fll「レース展望」※2/24更新

■ A級決勝戦展望

並び
19 528 4 7 63

熊本ラインが3車で、本郷-中村-高木の並びで本線。
福岡の樫山と新潟の原田は、自力含みの単騎戦。
宮城の會澤には特選同様に、
愛知の富永がつき即席ライン。
南関東ラインは、
長考の末に奥原-金野の並びに決まった。
徹底先行タイプは不在で、
初日先行した會澤か1.2班戦初優出の
チャレンジャー奥原の先行が有力。
メンバー中、一番積極的な金野の前を回る以上、
奥原の先行とみるのが自然だが、
正直、奥原に強い先行意欲は、あまり感じられなかった。
ライン3車の熊本勢のカマシもなくはないが、
本郷の今年の課題は「位置を取っての捲り」と言い、
西武園バンクも「捲りづらくは感じない」とのことなので、
やはり捲り狙いだろう。
南関東ラインの先行とみて、
番手回る金野は自力発進は必要だが、
金野の後ろに誰がいるのか?
本郷なら熊本ラインで決着がつきそうだが、
本郷の位置取りは今節見られていない。
好調の単騎勢か會澤が3番手から
先捲りを狙うレースになり、
最終バックは、捲り合戦の様相となりそうだ。
スピードに勝る本郷が捲り切る展開なら、
番手回る中村と一騎打ちとなるが、
2日間同様、7番手なら
西武園バンクを考えると波乱必至とみる。


■ 最終日(2/24)推奨レース

★6レース「地元ラインに期待」

 ×注      ◎〇△
 27 69 8 413 5

★10レース「115期対決」

 ◎ 〇 ×△
 2 4 75 136


■ 2/24ガールズ決勝 出場選手インタビュー


■ 西武園ガールズ戦展望記事

児玉碧衣(福岡108期)が断然の主役を務める。
昨年は、ガールズGP連覇するなど勝率87%、
3連対率98.7%と断然の戦歴を誇る。
前々回の岐阜「ガルコレトライアル」では、
児玉包囲網に敗れはしたが、
前回小倉では奥井迪(東京106期)、
尾崎睦(神奈川108期)の上を力で捲り切り、
タイムも男子選手並みでエンジンが違う。
西武園は2017年8月カマシ・捲り・押さえ先行で
完全Vと文句なしの内容だった。当然のV候補筆頭。

対するは奥井迪(東京106期)と
加瀬加奈子(新潟102期)の元祖先行職人が、
先行テクニックで応戦する。
奥井は「ガルコレトライアル」でも
見せ場たっぷりの走りを見せ、
今年V2と積極的なレーススタイルは変わらない。
西武園は練習バンクのひとつで、
昨年12月完全Vを含み過去4戦3V、
準V1回と相性は抜群。
バンク特性を生かして、先行逃げ切りを狙う。

加瀬も完全復活してきた。
1月名古屋完全V、走りに力強さが戻っており、
展開に応じた柔軟性も出ている。
西武園は昨年12月3.3.②着と奥井に敗れ、
過去4戦全て準Vとあと一歩の成績が続くが
V奪取は可能だ。

その他には、児玉と同門の
林真奈美(福岡110期)が怖い存在。
最も児玉の強さを知るだけに
対抗策もありそう。自在性があるのも魅力で、
児玉後位や好位確保からの先捲りなら、
チャンスがありそう。
西武園は昨年6月3.2.⑤着と未勝利に終わったが、
奥井や加瀬みたく力勝負よりは、
位置取りで勝負出来る林の自在性に魅力を感じる。

最後に新人久米詩(静岡116期)にも注目したい。
まだ荒削りで成績に波があるがすでにV3は立派。
前受けからの突っ張り先行や飛び付き策で、
アグレッシブな走りをする。
穴なら久米が面白い。

ガールズ女王児玉がスピードの違いで
断然のV候補とみるが、
奥井・加瀬の抵抗で林の一発も魅力ある。


■ 注 目 選 手

○前検日レポート記事をチェック